災害時に必要な食料と水は、特別な備蓄を大量に揃える必要はありません。普段から使うものを少し多めに持ち、使いながら補充する「ローリングストック」を整えておく方が、管理の手間が少なく現実的です。
本記事では、我が家で実際に運用している“最低限これだけで十分”という構成を紹介します。初めて備蓄を整える方でも、今日から導入できる内容です。
必要量の目安
ローリングストックにおける基本ラインは以下です。
- 水:1人1日3L × 3日分(最低9L)
- 食料:なるべく加熱不要・水不要で食べられるものを中心に3日分
自治体や専門機関も「最低3日、できれば7日」を推奨していますが、まずは3日分を確保するのが現実的です。
我が家で揃えているローリングストック
“特別な防災食”を中心に揃える必要はありません。
ポイントは
- 普段から消費できる
- 加工せずすぐに食べられるもの
に限定することです。
① 水(2Lペット × 必要人数分)
- 価格が安く常温保存が長い
- 消費期限をまとめて管理しやすい
- 料理にも使えるので入れ替えも容易

普段の飲料もペットボトルのお茶なので、ギッチギチな棚になっています。
これの他に2Lペットボトル6本を別箇所に保管しています(入り切らなかった)。
揺れ対策にもなるかな?と思い、キッチンラックの最下段に一番重たいこれらを保管しています。
② 常温で食べられるレトルト食品
お湯が確保できれば温かく食べられますが、水を注ぐだけでもそのまま食べられるものを中心に確保しています。

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③ 栄養補助食品(ゼリー/SOYJOY など)
- 保存期間が長く、手軽にカロリー補給できる
- お腹に溜まりやすく、ストレスの多い災害時に向いている

ストレスや不安で落ち着かないときでも、何も考えずに食べられそうだなと思いゼリーやソイジョイ系をストックしています。
カップ麺はどちらかというと普段のおやつみたいになってますが…☺️
米・炭酸水が映り込んでますが、日常で使っているだけで非常時のために保管しているわけではないです。
体調不良やおやつ代わりにも消費してるので、定期的に新しいものに入れ替わっています。
④ 缶詰(肉・魚・フルーツ)
- 賞味期限が長い
- タンパク質を確保しやすい
- 開封後すぐ食べ切れるサイズがおすすめ
特に「サバ缶・シーチキン・焼き鳥缶」は汎用性が高く、普段の料理にも転用できます。
管理をラクにする運用方法
ストックは「防災専用棚」に隔離する必要はありません。以下の運用が最も現実的です。
- 普段の食品棚に“少し多めに買っておく”だけ
- 消費期限が近いものから日常の料理に使う
- 使った分だけ翌週の買い物で足す
- 月に一度だけ「水の賞味期限」だけ簡単に確認する
これだけで、防災食の入れ替えが負担になりません。
これだけ揃えておけば十分
ローリングストックは、凝った防災食を買い集めるよりも「普段の食事を少し多めに持つ」方が続きやすい仕組みです。
- 水
- レトルト
- 缶詰
- 栄養補助食品
まずはこの4つを人数分揃えるだけで、最低限の備えは整います。
今日からすぐ始められる内容ばかりなので、まだ準備できていない方はこの機会に体制を整えておくと安心です。

